(HQ|R18) セックストイを使わないと出られない部屋
第9章 ディルド
≫侑side
達した後のガクッと項垂れたいちかちゃんを抱きとめた。イッた後も体を震わせてしがみついてんのがめっちゃ可愛い。今、俺、めっちゃ彼氏感出てんやん。
「なぁ及川君。俺、しばらくこのままでおってもええ?」
「は?何言ってんの?だめに決まってるでしょ?」
「だって俺のことが好きすぎて悶えてますみたいな絵に見えへん?」
「見えないから!言っとくけどいちかちゃんイかせたのも俺だから!」
「なん言うてんねん、ええとこばっか取ってくな」
「あんな乱暴な愛撫しかしてあげられないとか笑えるんだけど。宮君、経験あるの?」
「ないわけないやろ?関西でもこっちでもひぃひぃ言わせとったわ。及川君こそ外国のねーちゃんに物足りんとか言われてたんちゃう?」
「ないから。そんなの絶対あり得ないから。言っとくけど女の子には優しくが世界共通だから」
世界語ってくんのがいちいち腹たつわ。同じチームやなかったら、試合でこのプライドへし折ったるのになぁ。ほんま残念やわ。
「私、もう平気です。落ち着きました」
「あ、大丈夫?どう次、いけそう?」
「すみません。こんなのは初めてで」
「そんなに良かった?」
「……よく分からないうちにこうなってました」
「可愛え、いちかちゃん、ほんま可愛え…」
なんでそんな男をキュンとさせるんが上手いんやろ。このまま鞄に詰めて関西に連れて帰りたくなる。
「私、次はどうしたら?」
「ほな次は俺の上に乗ってもらおか?」
「上ですか?」
「俺がしっかり体支えたるから、しがみついててくれてええから?」
及川君があっちの穴解す役で、俺が体支える役らしいけど、裸のいちかちゃんをまた堪能できるんは正直美味すぎる。ま、これはジャンケンで及川君と決めた作戦やし、しゃーないよな。あの不快そうな表情がなんとも言えへん。