(HQ|R18) セックストイを使わないと出られない部屋
第9章 ディルド
慰めるように頬に口付けしながら指先は割れ目をなぞった先に触れたクリトリスを捕まえる。指の腹で押しつぶすと、抑えきれない嬌声がいちかちゃんの唇から飛び出した。
「ひゃっ…、…っん、ぁあん…っ」
「ん、可愛い。もっと喘いで?」
「体、揺れてるやん。…もっとして欲しいって?」
「……っ、ああ…、やっ、あ…っ」
「嫌言わんってことはそういうことやな。ほな、指挿れんで?」
「待っ、……ひゃ、あぁぁ」
膣口に当てた宮君の指がそこを押し広げるように埋もれ、グチュ…と湿った音が静かに響き、大きく仰け反った。
胸の突起を舌先で弄られて、俺と宮君が蜜で溢れ赤く充血したそこを犯している。ひっきりなしに喘ぎ続けて一気に体温が上がって汗がじんわりと体を濡らしていく。
「イッておこうか?」
喘ぎ声はすぐに切迫してきて茶色い髪の毛は小刻みに体が揺れるたびに乱れる。
「やだっ、ぁ…っ、だめ。…イッ…」
途中で言葉を失ったいちかちゃんの体がビクビクっと痙攣した。荒い呼吸と時々鼻を啜る音が残り、硬直していたゆっくりと弛緩していく。どろっと垂れる愛液はそこを十分なほど濡らしていた。