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(HQ|R18) セックストイを使わないと出られない部屋

第9章 ディルド


ってところで気がついたらここにいてこんな展開になってた。

「とりあえず言い合いしても仕方ないし一旦落ち着こうか」
「せやな。言い争ってても出られへんし」
「あのドア、岩ちゃんくらいの馬鹿力でも開けられないよ」
「そんなん無理やん絶対」
「これ、しなきゃ出られないんですかね…」
「……やろなぁ。なぁ、いちかちゃん、今いくつやっけ?」
「24です」
「そういう経験あるん?」
「エッチってことですか?」
「そう」
「一応は…」
「ああ、それなら良かった」
「良かったって言えるん、それ」
「だってもし経験なかったらそれこそ大変じゃん。責任、取れる?」
「なんや及川君は責任も取れへんのにいちかちゃん誘う気やったん?」
「待って。そういう意味じゃないから。女の子にとって初めてって大切じゃん。宮君はそういうの大切にできないの?」
「そんなん所詮綺麗事やろ」
「それは男サイドがどれだけ気を遣ってあげられるかにかかってるでしょ?それで全部決まるって言っても過言じゃない」
「アホらし。ほんまロマンチスト脳には敵わんわ」
「…あの…っ」
「あ、ごめんね、いちかちゃんが一番困ってるのにね。こんな話になっちゃって」
「けど実際俺らが仲良くこれ使わな出られへんのやろ?」
「私、そういう知識あんまりないんですけど…。でもこのままここでいられないし。…だから腹括ります」
「え?」」
「ねぇそれ本当に言ってる?無理してない?」
「だって宮さんも及川さんも早く出たいでしょ?」
「そりゃそうだけど?」
「ほな、いちかちゃんのこと好きなようにしてええん?」
「ちょっと…、そんな言い方」
「うっさい。どうせヤるってなったら絶対理性も吹っ飛ぶし優しくなんかできへんやろ?けどまぁ及川君はお利口さんやからできるんかもしれんけどな」

完全に煽られてるのがくそムカつく。初めて会った時から絶対に性格は合わないって直感で感じたけどそれが証明されたよね。そっちがその気なら俺は真逆を突き進むだけ。どっちのタイプが女の子受けするかは海外含め経験値が多いのは俺だから。
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