(HQ|R18) セックストイを使わないと出られない部屋
第2章 バニーガール
「とりあえずさ、これに着替えてくれない?」
「私が着るの?」
「………いや、さすが俺じゃないだろ?」
「でも光太郎君、名前に兎がついてるから」
「いちかちゃんまだ寝呆けてる?」
「ちゃんと起きてる。…やっぱり、私が着るのかな?」
「サイズ的にも、多分…」
「………分かった」
「いいの?」
「だって着なきゃ出られないでしょ?」
俺は心からのありがとうを贈った。バニーガールないちかちゃんの姿が拝めるなんて、これだけでも俺は有頂天だった。
バニーガールって言えば、ハイレグなイメージだったけどいちかちゃんの衣装はふんわりと膨らんだスカートにたくさんのフリルがついていて頭には控えめな兎の耳のカチューシャが飾られている。なんたってこのスカートの丈が短くて太ももフルオープンなのが最高にいい。
「………めちゃくちゃ可愛い」
恥ずかしそうに伏せ目がちなのも最高にいい。
「これで仲良くって……、ちょっと無理…」
「いちかちゃん!」
「え?何?」
「その格好で膝枕してくれない?」
「膝枕?」
「だって膝枕って仲良くないとできなくない?」
「…ん、まぁ…、確かに」
「じゃあ早速そこのベッドで膝枕してぇ」
るんるん気分でベッドまで手を引いて座ったいちかちゃんの膝へダイブ。付き合ってから膝枕してもらったこともあるけどこの柔らかい太ももの感触、最高すぎる。
「あーもう最高。このスカートの生地がちょっとちくちくするけど」
「でもこのスカート短すぎるよ」
「それがいいんじゃん」
いちかちゃんの体を抱き寄せ思う存分甘えた。そんな俺に応えるようにいい子いい子と言わんばかりに俺の頭を撫でてくれる。ここが閉鎖された場所だってことを忘れさせてくれそうなそんな感じ。