• テキストサイズ

(HQ|R18) セックストイを使わないと出られない部屋

第2章 バニーガール


【コスプレ(バニーガール)と木兎さん】
♡ お相手は彼女


≫光太郎side


部屋の奥にある真っ白なベッドに寝かされていたのは彼女のいちかちゃんだった。俺は慌てて駆け寄り声をかける。

「いちかちゃん!大丈夫?…ね!起きて!」
「……ん…、あれ?」
「あ、よかった、生きてた」

眠ってるだけだとは思ったけどこんなわけわからない状況だし。とりあえず俺の声に気付いてくれて安堵した。

「光太郎君?」
「そう、俺!」
「ここどこ?」
「それが俺にも分かんなくて…」

いちかちゃんを起こして俺が見たまんまの状況を伝えた。それでも俺たちがなんでこんなとこにいるのかも分からなくて、唯一脱出するヒントでもあるあの白い箱を二人で開けてみることにした。

「それでこれがその箱なの?」
「うん…」
「中身は?」
「俺もまだ見てないんだけど、このセックストイって……」
「ってことは…、そういうやつだよね?」
「見るの止めとく?いちかちゃん女の子だしとんでもないものでも入ってたらいけないし」
「大丈夫、だって仲良く使わなきゃ出られないんでしょ?だったらそんなこと言ってられないよ。頑張って見るから…」
「いいの?」
「うん…」
「分かった。んじゃあ開けるから」

恐る恐る箱を開けると中には黒い布と兎の耳。黒い布を広げるとワンピースのような衣装が入っていた。

「これ……、バニーガールの衣装?」
「俺もそう思う」
「セックストイ…、ってコスプレの衣装のことなのかな?」
「そうかも。でも使うって?」
「仲良く、って言われてもね」

仲良くってことはそういうことにしか思えないんだけどいちかちゃんはどこまで分かってんだろう。さすがにいきなりそういう方向には持っていけないし…。
/ 66ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp