(HQ|R18) セックストイを使わないと出られない部屋
第7章 手錠
ぐすっと鼻を啜る声にハッとした。いちかを見れば今にも涙がこぼれ落ちそうなくらいに潤んでいる。
「鉄朗のばか」
「悪い。つい調子乗った」
「もう続きしなくていい」
「何言ってんだよ、俺の晩は?」
「そんなのない」
「後でいくらでも機嫌とってやるから俺もイカせて、な?」
「やだ…っ、だめ、…っ」
いくら口で抵抗しても上半身はは固定されている。正常位でイッたばかりのヒクヒクと震える膣口から溢れる愛液を上下に擦って塗りつけてあてがうと簡単に飲み込んでいく。熱く蕩けるような強い締めつけに思わず息を止めながら腰を小さく揺らして奥へと押し入った。
「いちかん中、とろっとろ…」
少しでも気を抜けば一瞬で出ちまうってくらいに爆発寸前。息を整えてからゆっくりと律動し始めると途端にいちかの吐息が漏れる。
「…っあ、あ…、ゃ、」
いちかの矯声と肌のぶつかる音が響く。俺の感度も最高潮に高められていて出し入れを繰り返すたびに射精感が高まっていく。いちかはいつの間にか意識を飛ばしたようでされるがまま揺さぶられている。
「ああ、もう、…いくっ」
この瞬間の例えようのない多幸感。力の抜け切った体をきつく抱きしめて犯し続けるようにいちかの一番奥で思う存分に吐き出した。