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(HQ|R18) セックストイを使わないと出られない部屋

第6章 ラブシロップ


捲れ上がったスカートから覗くピンク色の布に手をかけてするりと外す。すでに濡れている場所からは名残惜しそうに細い糸を引いた。

「すげぇ濡れてんだけど」
「一だって勃ってるじゃん」
「効き目抜群だな」
「うん…、ね、早く……」

まだ閉じたままのそこに手を伸ばせばすでに愛液が溢れて押し広げるとくちゅっと音を立てる。

「広げないで…」
「んなの無理だろ」

恥ずかしそうに顔を覆う姿を見つめながらぬかるみの奥へと指を進める。水音をたて触れた瞬間、体は仰け反っていちかの見せた反応は俺が思っている以上のものだった。

「ああー…っ」

膣口を解すように何度も出し入れを繰り返す。そのたびに愛液が滴り落ちてきて今にも太ももを伝い零れ落ちてしまいそうな程。

「指2本なんて余裕だな」
「ぁッ…やだ、もう、待って」
「バーカ。待たねぇよ…」

指を2本から3本へ増やすだけでぬるっとした愛液が指を汚していく。物欲しそうに歪ませるいちかにどうしようもなく欲情してしまって勢いを増したものを太ももに擦り付ける自分の気持ちもなんとか宥めた。

「マジでたまんねぇわ」

見開かれたままの瞳と切迫した泣き声にも似た声。まだ挿入すらしてないのに開かれた口からの荒い呼吸は本気で感じてるんだと悟る。それからすぐ体を痙攣させ、白い素肌がほんのりと赤く色付いて汗ばんでいた。

「はじめぇ…」

泣きそうな声で俺を求める。その表情はよく泣いていた幼少期の時の面影と重なった。

「なんだよ、どうした?」

吐く息すら苦しく感じるくらいに愛おしさが止まらなくなる。あやすように背中を抱いて頬に口付ける。
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