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(HQ|R18) セックストイを使わないと出られない部屋

第4章 オナホール


「はっ……ぁ……」

ものは知っていても使うことはないと思っていたけど想像以上の快楽で一気に射精感を煽られてしまう。

「動かすからね」

抵抗はできなかった。自分の意思に反して与えられる無理矢理な快感と一方的に追い詰められていく理性。表情を崩す僕をじっと見つめられている屈辱感。快感からは逃げられず喘ぎが喉の奧から絞り出される。

「…っ、………うぁ…っ」
「蛍君、気持ちいいの?…可愛い…、どうしよう」

開いた唇に自分の唇を押し付けるように塞がれる。柔らかないちかの唇の感覚。この甘い快感を貪るように荒いキスに応えた。リップ音とぬちゃぬちゃとした卑猥な音が部屋に響く。

いちかはキスを続けながら動かす手を止めなかった。奥にまで続くひだに吸い込まれ、吸盤のようになった奥底で先端を優しくしかししっかりと吸い上げる。もう限界だった。

「も…、ごめ、…出る……」

唇を離し下半身に意識が集中した後、快感が解放されたかのように弾けた。ドクドクと流し込む精液すら絞り撮られるような感覚。射精が終わってもなかなか体に力が入らなかった。

「蛍君…?」
「……ごめん」
「え?どうして?」
「……格好悪いところ、見せた」

呼吸が落ち着き始めると途端に後悔と屈辱感が襲ってくる。

「…最悪」

このままじゃ終われない、そう思った時だった。機械音と共に【お疲れ様でした。お二人の仲良しが確認されましたのでドアが解錠されます】とアナウンスが鳴り響く。
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