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桜舞い散る君想ふ【ONE PIECE/鬼滅の刃等短編集】

第24章 桜舞い散る君想ふ【宇髄天元】※





お互い一糸纏わぬ姿なのだから手を伸ばせばすぐにお互いの肌。
壊れ物に触る如く極力優しく触れてみるとそれだけで体を震わせて目を固く瞑る。


(…生娘、だよな…?)


そうであって欲しい。
初めての男になりたい。


一体どの口がそんなことを言うのだろうか?
大事な嫁が三人もいると言うのに、俺は一体いま何をしようとしている?


それでも止められない。
もう止まらないんだ。


(…ごめんな?嫌なら全力で拒否してくれよ。)


拒否されたらやめる、だなんて…男の風上にも置けない言葉だ。
全て相手任せ。
任せな俺。

豊かな胸に手を這わせるとその柔らかさに息を飲む。
ほわほわと手の中で形を変えるそれに夢中になっていると小さな頂が少しずつ主張してきたのがわかる。


口付けていた唇を離すと首筋をレロっと舐めてみた。


「っ、ひ…!」


「大丈夫だ…落ち着け。」


落ち着け、とは誰に言っているのだろうか。
艶かしい表情をして悶えるは自分の性欲をどんどん昂ぶらせていく。


落ち着け…と言っても自分の肉棒は悲しいほどに滾り、の体に押し当てられている。


首筋を舐めていたところをゆっくりと降りていくと硬く主張した頂に舌を這わせた。


「…っ…!!」


ふぅーふぅー…と荒い息を吐きながら何とか耐えているだけど、拒否するようなそぶりは見せない。

そんな態度は俺を調子に乗らせるだけだ。
嫌がればやめてやれたのに。
拒否すれば無理やり手篭めにすることなんてしなかったのに。


俺は狡い男だ。
に全て任せて自分は彼女に従っている風にして本当は誰よりも悪辣。

こんな状況下でありながら、とのこの行為を正当化しようと必死だからだ。



片方の頂に舌を這わせ、口に含むともう片方のそれを指で捏ねてみる。


「あ…っ!!…ん…!」


まろび出る厭らしい声が恥ずかしかったのか途端に口を覆い、顔を背けるにゾクゾクした。


もっと

もっと

もっと

喘がせたくて仕方ない。



理性なんてもう切れた。



俺はを自分の隊服を下に乱雑に敷くと彼女を組み敷き、乳房にむしゃぶりついた。






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