第18章 必見実験大発見/乾貞治・柳蓮二
「もう…出るぞ…!」
乾先輩はそう言って、素早く抜くと私の腹部に白い液体を吐き出した。
すると、柳先輩のものも私の口から抜かれた。
柳先輩はそれを私の入り口へとゆっくり差し込んでいった。
「あっ…!もう…だめっ…!」
既に何度もイッている私のそこは、柳先輩のものを離さないほどキツく締まっていた。
柳先輩が動く度に、ギチギチと私の膣壁を擦り、私に快感を与えた。
「やぁっ…!柳せんぱ…っ、またイっちゃう…!」
「俺も…もうイクぞ…。」
そう言うと、柳先輩も私の腹部へと白い液体をかけた。
☆☆☆
伸び切っている私に、柳先輩が声をかけた。
「実験に付き合わせてしまってすまなかったな。実はお前が飲んだものは媚薬じゃないんだ。」
「え…?」
「俺が配合した、乾特製ドリンクだ。ローズヒップティーをベースにはちみつやシナモンなどの香辛料を混ぜたものだから、媚薬効果なんて全くない。」
「つまりお前は、俺たちの言葉で媚薬を飲んだ気になって勝手に性的欲求が高まったことになる。プラシーボ効果だな。」
乾先輩と柳先輩は淡々と語り続ける。
「先輩たち…私のこと騙したんですか!?」
私は「酷いです」と怒った顔を見せるも、2人は全く悪びれる様子もなく
「面白いデータが取れた。」
と、笑いあっていた。
今回のは騙されて始まった事だけれど、こんな実験ならまたしてもいいかもと思ってしまう自分は変態なのかもしれない。
「「これからも、お前を研究させてくれ。」」
声を揃えてそう言う2人に対して、私はこくんと頷いた。
Fin.