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裏・テニスの王子様♡

第9章 誘い誘われ/不二周助


「食いしん坊な口だね…」
クスッと笑った不二先輩は、そのまま2本3本と指を増やした。
その度に迎え入れるようにそれを飲み込んだ。
洪水を起こす私のそこを、細長い指が縦横無尽に駆け回った。

「あっ…んんっ…」

私は、不二先輩の指の動きに合わせるように腰を動かした。
私のいやらしい声と不二先輩の浅い呼吸が何の音もない部室に響き渡った。

私の中を掻き回していたそれがスルッと抜かれ、私はギュッと閉じていた目をゆっくりと開けた。

「ちゃん、お尻こっちに向けて」

不二先輩はそう言って、私をうつ伏せにさせると腰を持ち上げた。
必然的に私のお尻が突き上がり、不二先輩に恥ずかしいところが丸見えになってしまった。

「すごいよ…2つの穴がヒクヒクして僕を待ってるみたいだ…」

「いやぁ…見ないでください…」

「入れるよ…っ」

そう言うと、いきり立った不二先輩のものが私を穿った。

「あぁっ!やっ…んん…!」

パンパンと肌がぶつかり合う音が私の興奮を高める。

「んっ…あっ…」

私の腰をグッと掴んだ不二先輩は、私を前後に揺さぶった。
奥に当たる度に、痺れるような快感が私を襲った。

「せんぱいっ…も、もう…」

「僕も、イクよっ…っ」

不二先輩の白濁した粘液が床に飛び散る。
私はそのまま倒れ込み、与えられた快楽の余韻に浸った。

不二先輩はあんなに激しく動いたあとなのに、いつものように爽やかに笑いながら汗だくの私を撫でた。

それまで1部員として接していた不二先輩に特別な感情を抱いてしまった瞬間だった。

Fin.

☆おまけ☆

同じ時刻、部室前ではこんなやり取りが交わされていた。

「お、おい越前。この声、マネージャーだよなぁ?」

「そッスね。」

部室のドアに手をかけたリョーマは、中の様子に違和感を覚えたらしくその手を止めた。

「ど、どうすんだぁ?」

「どうって、今入るわけにいかないっスよね。」

リョーマと桃城がコソコソと話しながら待機していると、突然部室のドアが開いた。

「うわぁ!」

それに驚いた桃城が声を上げる。

「やぁ、何してるの?入っておいでよ」

そう言ってニコニコ笑う不二の後方で息を乱して顔を赤らめているマネージャーを、リョーマと桃城は見て見ぬふりをした。

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