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裏・テニスの王子様♡

第9章 誘い誘われ/不二周助


《夢主side》

私の上に覆い被さる不二先輩の顔が徐々に近付いてくる。

私は反射的に目を瞑ってしまう。すると間もなくして、不二先輩の柔らかい髪が私の頬に触れた。
そのくすぐったい感覚に気を取られていると、私の唇に優しいキスが降り注いできた。

「さっきのちゃん…、可愛かったよ…」

唇を離すと、不二先輩は私を見下ろしながらそう言った。

「一生懸命僕にお尻突き出して…誘ってたんだよね…?」

「ちがいますっ…私は…」

言いかけた私の唇をまた不二先輩のキスが塞いだ。
今度は先程とは違う、激しくいやらしいキスだった。

「んっ…やっ…」

息継ぎをする間もなく、私はだんだん苦しくなって顔を無理やり背けた。

「はぁっ…はぁっ…」

「これで終わりじゃないよ」

もう全く余裕のない私を、クスッと笑って不二先輩は見下ろす。

不二先輩の舌が私の耳裏をつーっと舐め上げた。

細く長い指が、優しく脇腹を伝いながら這い上がってくる。
そしてその指が私の胸の尖りを捉えた時、私の体がぴくんと跳ねて普段の私からは想像もつかないような色っぽい声が出た。

「クスッ…可愛い声だね…」

そう言って、不二先輩の指は優しく私の胸を掴んだ。
まるで四葉のクローバーを探すかのように、優しく手を這わせては尖りをキュッと摘んだ。

「っ…」

優しくゆっくりと、でも常時与えられる刺激に私は体をよがらせた。
すると、それまで優しく動いていた手が私の制服を強引に捲り上げ、私の2つの膨らみが少し揺れながら顔を出した。

「もっと鳴いてもらうよ」

そう言ってそれまでの笑顔を消し去った不二先輩は、キリッとした目で私を視姦した。

「きゃっ…」

小さな悲鳴をあげて、露になった胸に腕を伸ばし隠そうとするも、伸ばした腕は不二先輩によって払いのけられた。

不二先輩はまた私の両手首を押さえつけると、そのまま私の胸の尖りを口に含んだ。
少しザラザラした細い舌が、私の感度をどんどんと高めていく。

「あっ…やっ…せんぱっ…」

ひとしきり私を責め尽くした不二先輩は、ようやく私の両腕を解放したと思うと、離した腕を私のショーツの中に入れた。

「ここ、凄いことになってるね」

不二先輩は嬉しそうに魅惑的な笑みを浮かべる。
スっと不二先輩の指が私の入口に触れると、私のそこはゆっくりとそれを飲み込んだ。
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