第6章 I SCREAM/丸井ブン太
「もう…待てないよ…」
私は潤んだ瞳で、ブン太を見上げた。
「お前…、そんなエロかったっけ…?」
ブン太はそう言って、私の唇にキスをした。
何度も何度も吸い付いて、次第にブン太の舌が入ってくる。
ブン太の優しいキスはほのかに青リンゴの味がした。
ブン太はキスをしながら、私の胸を揉んだり、先端を引っ張ったり転がしたりと刺激した。
「あっ…ブン太…早く欲しいよぉ…」
私の勝手に動く腰に手を添えながら、ブン太は自分の人差し指と中指を1度舐めてから、私の中に入れた。
くちゅくちゅと音を立てながら、私の中を擦った。
「すごいな…指でもこんなに吸い付いてくんのか…ちんこもげんじゃねーの…」
「ブン太…入れて…」
「それ以上興奮させんの禁止。俺かなり久しぶりだからすぐ出しちゃうかもっ」
そう言って、ブン太は反り勃ったムスコを私の奥へと突き上げた。
「あっ…んんっ…」
ブン太は私の片足を持ち上げると、さっきよりも深く私の中に入ってきた。
「あっ!すごっ…ブン太!それだめぇ!」
はっはっと息を切らしながら、腰の動きを早めるブン太。
「変になりそうっ!ブン太っ!もうっ…イッ…くぅ…」
「俺も!出る!」
ブン太が素早く抜くと、ブン太の欲望が私の太ももにかかった。
私はそれを見た時、さっきのブン太にはこう見えてたのかと納得した。
と同時に、素直なブン太を愛おしく思った。
「ブン太、そのままのブン太でいてね♡」
そう言って、私はブン太の頬にキスをした。
Fin.
☆おまけ☆
私とブン太がおうちデートした日、他のメンバーでボウリングに行ったらしく、次の日の部活で各々、筋肉痛だなんだと話していたらしい。
ブン太はつい、「俺も」と言ってしまったらしく、全員に突っ込まれて、幸村部長には「随分お楽しみだったようだね」と凄まれたと言っていた。
かくいう私も、腰の痛みがあるものの幸せに感じられた。
またアイスを買っておこうかな、なんて思う私はブン太の言うように変態なのかもしれない。