• テキストサイズ

カクテルは甘いだけ。【名探偵コナン / 安室】

第1章 1杯目




どうやら詳しいのか、それとも行った事が
あるのか分からないがその通りである。


「そうそう、もしかして行った事ある?」

「行くも何も。
あの周辺で気になる事があるので
ポアロの店員になって探ってるところです」

「そうなんだ。
あ、たまに朝とかポアロに行ったりするけど
そうしたらあまり行かない方がいいよね」

「おや、来てくれないんですか?」


意地悪く聞いてくる。
あまりプライベートで組織の人間には会いたくない。


「……その聞き方はズルい」

「冗談ですよ、乃々華さんが嫌であれば
僕のシフトをお伝えするので僕が休みの日に
ポアロを利用して下さい」


なんか気まずくなって少し外を見る。
夕日が隠され、少し薄暗い。


「透くんはプライベートでも組織の人間に
会うのに抵抗ないの?疲れない?」

「どちらかと言えば会わない方が楽なんでしょうけど
僕はあまり気にしないかもしれませんね」

「すごいね、私は疲れちゃうよ」

「乃々華さんみたいに思う人も
いるでしょうし、そのままでもいいかと」


なんだか話しをしてて心地いい。
肯定してくれるからか話しをしてしまう。

/ 26ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp