第2章 2杯目
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ガツガツと奥を突かれる度に
今まで出した事がない声が漏れる。
気持ち良すぎて、壊れちゃいそう。
「気持ち、い、ッ♡♡きもちぃい♡♡♡」
「なら良かった」
優しく笑われた後、口を塞がれる。
何も考えられない。
「ん゛ー、っ♡ん、ん♡♡♡」
また身体が震え始めて、絶頂が近いのがわかる。
その感覚が少し怖くて透くんに抱きついた。
少し驚いていたけど、特に何も言わずに頭を撫でられた。
「っあ、ぁああ♡イ゛く、イく、」
「……どうぞ」
「ん゛、ん゛————♡♡♡♡」
目の前で何かが弾けた。
少しして、透くんが小さく震えて私にもたれかかってきた。
ちょっと、重い。
細く見えるけど鍛えているのだろう。
筋肉って重いって言うもんな。
どうでもいい事を考えながら目を瞑った。
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