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いつかふたりで 【呪術廻戦/狗】
第6章 あなたとともに
ふわりと、柔らかい風が唯の頬を撫でていった。
靡いた髪が頬に掛かる。
ーーいつかは向き合わなければいけない。
ただ、今はまだ目を閉じて。
耳を塞いで。
その事実に触れたくはなくて。
唯は静かに俯く。
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