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いつかふたりで 【呪術廻戦/狗】
第4章 同級生
side you**
目が覚めると、棘はそこに居なかった。
やっぱりまだ身体は熱く、頭もぼんやりしている。“誰か”の温もりを求めている身体が辛い。
「ツナ」
すぐに戻るって言っていたのに。
唯は静かに目を伏せる。
膝元の布団をぎゅっと掴んだ。
ーー側に居て欲しかった。
でも、側に居なくて少しだけ安心した自分もいる。
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