第1章 日常
「凄っ。これ4Pってヤツやろ。優菜ちゃん穴という穴全部でイチモツ咥えとるやん」
「どれが一番気持ち良いんすかね」
口と膣、肛門。
全てに男根を突き刺された女はどうなるのか。
慣れぬ内の反応はそう、硬直だ。
膣を占領するモノが規格外の特大サイズで、肛門に侵入して来たそれもまぁまぁ大きめな事を彼女は知っている。
その事実と、内側から膨らませられたかのようなこの圧迫感は膣と肛門の境を破ってしまうのではと思える程の恐怖。
この硬直は演技ではない。
心からの恐怖が生み出す身体の反応だ。
「おまえちょっと大人しくしてろよ」
「え、良いけど」
「どっちも動くとヤりずれぇんだよ」
そう言うなり、伊藤はグラインドを始める。
膣とは違い本来何かを受け入れる用途のないそこは、ギチギチと伊藤を締め付けた。
「キツい…、な」
「俺はそっちはいいかな。次はおマンコ希望~」
ピシリと身体を強張らせ、されるがままの優菜はただ涙目で耐えた。
口に咥えさせられたモノは乱雑に喉奥を突き、嗚咽すらもこの状況に酔いそうになる。
蜜口に咥えさせられたモノは硬く太くその存在を中で主張し、10分以上は震わせられたままのクリトリスは定期的に絶頂の波を寄せる。
抵抗を許さぬよう後ろで拘束された両手首からは、アナルを出入りする動きに合わせガチャガチャと冷たい金属音を無情にも鳴らした。
「良いな、優菜。愛されて幸せじゃねぇか」
激しくはなくとも、ギリギリまで引き抜いては刺すように奥を突く伊藤の雄が
徐々に後ろの穴にも潤いを与え始める。
それを察知した伊藤は口元を面白そうに吊り上げ両の手で乳房を揉みしだいた。
「優菜ちゃんアナルでも感じてんの?イキそうなんじゃない?これ」
「とんだ淫乱やなー。中川!さっさと出して口空けろや。喘ぎ付きのが滾るやろが」
「えー…了解」
ただでさえ遠慮のなかったイマラチオは更にそれを加速させ、優菜の口に苦味が広がる。
「はぁ、んぅ!!?」
「はい、ごっくん。飲めよちゃんと」
一見お調子者そうな中川は、精液を出し切り解放した口を手で塞ぐと
鼻を摘まんでそれを強要した。
その目には、サディストの片鱗が見えたとか。