第1章 日常
「なに…撮ってるんですか…」
「楽しいモノ~!良いね!キミプロなんでしょ?演技力その辺のAV女優より全然ある!」
「やっ!やめて下さい!!」
カメラ片手に優菜に迫る男が、空いた手で太ももを撫で上げた。
ちなみに、指定された服装はセーラー服に白の下着、紺のソックス。
身体を這おうとする手を払いのけ逃げようとする優菜を、もう一人の男が羽交い締めで捕えた。
「きゃぁ!」
「ハイ捕まえた~。早速ヤろうぜ。ホラ阿部、お誕生野郎に一発目譲ってやっからさっさとしろ」
「良いンすか!!?俺もうビンビンっすよ!!」
羽交い締めで優菜を捕える男は、伊藤という常連客。
誕生日らしい阿部と呼ばれた男がチャカチャカとベルトを鳴らしながら下を脱いでいる間、可児というらしい男が制服の上から両胸を揉みしだいた。
「や、だ!!やめて!!」
「柔らかいなー。しっかり撮っときよ中川」
「俺も混ざりてぇ…」
「俺もお先ぃ!!」
上半身が捕えられたままベッドに寝転がされた優菜に、餌を前にした獣のような男達が群がる。
脱がされきらずこじ開けられた胸元から乳首をチロチロと舌先で舐められ、もう片側は乱暴に鷲掴まれ
痛みと快楽が優菜を襲った。
「ぁ…、やぁ!やめてぇ!!」
「俺の大事な後輩が誕生日なんだよ。な?ヤらせてやってくれよ」
そういう設定らしい事をなんとか理解しながらも、最後の一人、高橋と呼ばれた男が下の下着越しにそこへとかぶり付いて来るものだから
優菜に余裕などなかった。
下着越しとはいえ、唾液で濡れた舌を小陰茎に這わされ、押し広げられ布の中で露になった陰核はぐりぐりと指で押される。
「セン…パイ、ヤッ!!やめて!助けて…ぇ!!」
「気持ち良くしてやっから!な!おまえも楽しめ!」
そうこうしてる内に、一番乗り阿部は下着も脱ぎ終え挿入に備え自分のモノをしごいていた。
「こんな可愛い子とかマジ興奮…!俺もう全然イケるんすけど入りそうっすか?!」
「んー?流石にまだっぽいな。もうちょっと待ってろ」
「こうすりゃ良いだろ、しっかり撮っとけ」
下を堪能していた高橋が下着の中に指を入れると、そこはまだ濡れてはおらず。
ならばと指を口に突っ込み蜜口を解そうとしたのを伊藤が制した。