第11章 主従
「ヴィーク……立ってください」
「はいっ!」
ヴィークは弾かれたように立ち上がり、ゾクゾクとを見つめる。
「手を頭の後ろにやって」
ヴィークはこくんと頷き、指示された通りに両腕を持ち上げる。
後頭部で組むと、晒された両脇から湯気が立った。
じっとり汗ばんだ脇の下を晒し、むらむらと頬を熱くする。
いつの間にか、胸の頂きも硬く尖り始めていた。
はくすりと口角を上げる。
「それで、思いっきり腰を落として。両脚を開いた状態でわたし達の前で身体を晒して」
ヴィークは言われた通りに深く腰を落とし、パカッと開脚する。
ガニ股で、無防備に勃起した股間を見せつける。
ヴィークは興奮に打ち震えながら、二人を見つめる。
アルドは思わず噴き出し、上機嫌にを抱き寄せる。