第10章 いたずら ホークス
ホークス「ん!行こっか!」
「…はい。」(顔が良いから余計にドキドキする…。)
本当に…好きになってしまうからやめてもらいたい…。
*
「…」(相変わらず早いなぁ…見失わないので精一杯…。)
今日は1年生の新しく入ってきたインターンの子はいないらしい。
市民A「きゃーっ!!!ひったくり!!」
ホークス「…」
悲鳴を聞いても冷静に対処する彼。犯人を羽で持ち上げ、バッグをいつの間にか回収していた。
市民A「あっ、ありがとうございますっ!!」
ホークス「いいえ〜。」
「…」
インターンに来てから結構経つけど、彼の役に立てたことはあまりない。速すぎて、彼が全て対処してしまうから。