第10章 いたずら ホークス
*
「お疲れ様でした。」
バッグを持って、ソファーに腰をかけていた彼にお辞儀をした。
ホークス「あ、菜月ちゃん、ちょっと。」
「…?」
手招きをされ、彼のそばに寄った。すると彼はニヤリと笑みを浮かべ、私の腕を掴んだ。
「!…」
ぐるりと視界が変わり、あっという間に私はソファーに押し倒されてしまった。
ホークス「今日もお疲れ様。」
「あ…っ…ありがとう…ございます…。」(え、な、なんで押し倒された!?)
ホークス「フフッ…テンパっちゃって…ほんとにかっわいいなぁ。」
「あ、あの…っ…ど、どいてもらわないと…起き上がれないです…!」