第8章 ネクタイ 爆豪勝己
爆豪「…うぜぇ。」
「…あれ…。」
すると、かっちゃんは席を立ち、私のネクタイを強引に奪いまたネクタイを締めてくれた。
「あ、ありがとうかっちゃん!」
爆豪「…」
何も言わずに席に戻るかっちゃん。
それからというもの…1週間経っても結び方を覚えない私に呆れたのか、かっちゃんは毎日面倒くさがりながらもネクタイを結んでくれるようになった。
*
「…」(今日もかっちゃんに結んでもらおうかな…!急がないと!)
?「菜月。」
「!…おはよう、轟君!」
轟「おう……ネクタイ、結ばねぇのか?」
廊下で轟君に話しかけてもらえた。最近、共通の話題ができて話すようになり、ちょこちょこ話している。