第8章 ネクタイ 爆豪勝己
「あっ…いつも結べなくて…かっちゃ……爆豪君に結んでもらってるの。」
轟「…やってやる。」
「!…本当に?ありがとう!」
ネクタイを渡すと、丁寧に結んでくれた轟君。
「綺麗!ありがとう轟君!」
轟「おう。」
一緒に教室に向かう私達。そしてお互い、自分の席に着いた。
爆豪「…おい。」
「!…あ、おはようかっちゃ…」
爆豪「今日は縛れてんじゃねぇか。」
「あっ…うん!轟君にやってもらった。」
爆豪「!…浮気かテメェこの野郎!!!」
「!?…う、浮気!?付き合ってないのに!?」
爆豪「うるっせぇクソが!!テメェは大人しく俺に縛られときゃあいいんだよ!!!半分野郎!余計なことすんな!!!」
轟「…」
「か、かっちゃん…誤解を招くから!!」
それからというものずっと…かっちゃんだけにネクタイを結んでもらうようにしています……。
Fin