第6章 別れ話 爆豪勝己
キスも、夜の営みも……2日に1度はしてくれる。それでもただ一言「好き」という言葉を貰えてないだけでこんなにも不安になってしまう。
「っ…かっちゃん…あの…」
爆豪「2回も同じこと言わすなカスッ!!テメェもあのくそナードと同じか!?あぁ!?」
「っ…わ……別れて…ほしい…。」
爆豪「……あ?」
動かしている手を止め、ようやく目線をこちらに向けてくれた。
「ほ、本当に……かっちゃんが私の事…好きでいてくれてるのかわからなくなった……邪魔…ならもう…視界に映らない…から…。」
本心のはずなのに、ぼろぼろと涙はこぼれ落ちる。
爆豪「…」
すると、かっちゃんは私に近づいてきた。