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【twst】鏡の向こう

第1章 Prolog1 覚醒stranger




バケツを探しに廊下に出てみるが薄暗くて嫌な雰囲気だ
さっさとバケツを探して部屋に戻ろう…そう思った瞬間目の前に白くてふわふわした何かが横切る


「!!!」
「ギャーっお、お、お化けええええ!!!」


明らかに人間ではないその人達を前に震えながら抱き合うグリムと


「グリム!何とかして!」
「大魔法士グリム様はお化けなんか怖くないんだぞ!」


ふなー!という独特の掛け声とともに青い炎を撒き散らすグリムだが一向にお化けに当たる気配がない
よく見ると炎を吹きかける時にグリムは目を瞑っていた


「グリム!ちゃんと狙いを定めて!このままじゃ家事になる!」
「うるせー!俺様に指図するんじゃねーんだゾ!」
「もしうまく追い払えたら学園長を見返せるかもしれない そうしたら入学もできるかも…」
「ぐぬぬ…」
「今ならツナ缶も1缶プレゼント!」
「おい、お前!お化けがどこにいるか俺様に教えるんだぞ!」
「今、すぐ左にいる!」


の掛け声に合わせてグリムが火を噴くと見事お化けに命中した


「この調子でお化けを追い出すんだゾ!」
「次は右だよグリム!」


先程までとは違い正確にお化けにあたる炎
このままでは消されると言ってそそくさと逃げていくお化けたち


「ふな!?勝った…?こ、怖かっ…いや!全然怖くなかったんだゾ!」
「その割にはしっぽがダダ下がりだけどね…」
「うるせーんだゾ!」
「ははっ」


お化けを追い出して緊張感から解放されて笑いが込み上げてくる
グリムもこう見るとかわいいものだ


「こんばんはー優しい私が夕食をお持ちしましたよ…って先程のモンスター!何故ここに!?」
「ふん!俺様がお化けを追い出してやったんだゾ!感謝しろ!」
「ん?どういうことです?」


先程あったことをクロウリーに説明すると同じようにやって見せてくれと言われる
そしてなにか薬を飲むと先程のお化けのような格好に返信した


「さぁ先程のようにやって見せてください!」
「えー!面倒なんだゾ…」
「ここで上手くやれば入学できるチャンスかもよ?」
「ぐぬぬ…これで最後なんだゾ!ツナ缶も追加なんだゾ!」
「はいはい」

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