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【twst】鏡の向こう

第1章 Prolog1 覚醒stranger



「だったらその席、俺様に譲るんだぞ!」
「あ!待ちなさい!このたぬき!」


そして魔法が使えるところを見せてやると言ったグリムが青い炎を撒き散らす


「みんなふせて!」
「あちちちち!尻に火が!!」


一気に場が混乱状態になる 誰がこの場を収拾させるのか擦り付け合う声が聞こえてくる
そんな中髪の赤い男の子とメガネの男の子が名乗りをあげグリムを捕獲するようだ
グリムを壁際まで追い詰めると赤い男の子が何か呪文のようなものを唱えグリムの首に首輪をかける
法律がどうだの猫じゃないだの言い合っている2人に割り込みクロウリーが声を荒立てる


「どうにかしてください!貴方の使い魔でしょう!?」
「あのまったく見知らぬ獣なんですが…」
「そ、そうでしたっけ…?では学園外に放り出しておきましょう 鍋にしたりはしません 私、優しいので」


クロウリーがそう言うと他の人がグリムをつまみ上げそのままつれさっていく
連れ去られる間もグリムは大魔法士になると叫びながら首輪のせいなのか何も抵抗できず引きずられる
その姿は可哀想だ…なんであそこまで必死にこの学園に入りたいのだろう…


「少々予定外のトラブルはありましたが入学式はこれにて閉会です 各寮長は新入生をつれて寮へ戻って下さい」


そういえばと言って誰かがいないと言い出すクロウリーと周りの人達だが私は先程連れ去られたグリムのことが気になっていて話はあまり入ってこなかった
しばらくすると話が済んだのかクロウリーはこちらを向いて声をかけてくる


「さて、さん 残念ですが貴方にはこの学園から出ていって貰わねばなりません 魔力を持たないものをこの学園へ入学させる訳にはいかない」


そして先程のように鏡の前へ誘導され故郷の事を念じてと言われ念じようとしたときに違和感に気づく
日本に住んでいたこと、同じ仕事をして家に帰って寝るを繰り返す毎日、ざっくりとした事は覚えているが詳しく思い出すことが出来ない


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