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【twst】鏡の向こう

第3章 EPISODE1 深紅の暴君





「レオナさーん!」
「……あ?」
「もーやっぱりここに居た レオナさん今日は補習の日ッスよ」
「はぁ…うるさいのが来た」
「ただでさえダブってるんスからこれ以上留年したら来年は俺と同級生ッスよ?…ってその抱えてるの誰ッスか!?」
「あーうるせぇ キャンキャン言うんじゃねぇよラギー」
「俺だって言いたかないッス!それよりその人…」


突然現れたラギーと言う人物のおかげでレオナの腕の力が弱まり何とか抜け出すことに成功した
この気を逃したらもう逃げられない そんな予感がして慌てて起き上がる


「私は通りすがりのただの新入生です!失礼します!」
「あ、行っちゃった…いいんスか?レオナさん」
「お前のせいだろうが…ったく…行くぞラギー」
「レオナさんがなんかしたからじゃないんスか〜?」
「うるせぇ」


ここ最近は走ってばっかりだと思いながら植物園をかけているとグリムの後ろ姿が見えた


「ぐ、グリム!なんで置いてくのよ!」
「ん?どこにいたんだゾ?」
「いやそれはこっちのセリフ…」
「すんすん…お前なんか匂うんだゾ!」
「えっ」


グリムの言葉に焦って自分の腕の匂いを嗅いでみるが何も匂いはしない


「なんかその匂い嗅いでると背中がゾワゾワするんだぞ…」
「何それ…あ、エースとデュース」
「おーい!あっちにカゴとトングがあったぜー!」
「どうかしたのか?顔色が良くないが」
「はっそうだ栗拾い!その匂いの話は栗を拾いながらするんだゾ」


エースとデュースの合流で当初の目的を思い出し皆で森まで戻り先程の出来事を2人と1匹に説明する事になった


「──って事があったんだよ」
「何それコワっ!ってか大丈夫かよ」
「まあビックリはしたけど特に怪我とかはないし」
「ならよかったが…でもその人男に抱きついて寝るなんて変わった趣味だな」
「あの…その事なんですが…実は私女なんだよね」
「「は!?」」


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