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【twst】鏡の向こう

第3章 EPISODE1 深紅の暴君





「つか 隣のアンタは誰?」
「おっと悪い 俺はトレイ トレイ・クローバー ケイトと同じくハーツラビュルの3年だ 君はオンボロ…使われてなかった寮の監督生に着任した新入生のだろう?」
「オンボロなのは自負してますから気にしないでいいですよ…はいです」
「ケイトに聞いてる 昨日はうちの寮の奴らが迷惑かけて悪かったな」
「いえ談話室のソファ貸しただけですし別に迷惑ではなかったですよ」
「オンボロ寮監督生は心が寛大なようだ 俺もケイトと同じく気軽に名前で呼んでくれ 敬語も必要ない」
「うん わかったトレイ」
「ってちゃっかり隣に座ってるし…」
「まあまあ せっかく同じ寮に入ったんだから仲良くしようよ!とりまアドレス交換で〜」
「あ、私スマホもってないんだよね」
「えっスマホ持ってないの!?マジヤバ!天然記念物並にレアじゃん!最新機種安くしてくれるお店紹介したげるよー今度スマホ選びデートとかどう?」
「う、嬉しい提案なんだけどあいにく自由に使えるお金が無くて…」
「ケイト…が引いてるから程々にな」
「ははっごめんごめん で、寮の話だっけ?」


それからケイトとトレイにハーツラビュルや他の寮について色々と話を聞きながら食事をした
この学園には7つの寮が存在しそれぞれが偉大な人物の精神に基づき闇の鏡によって寮分けされているらしい


「なかなか覚えるの大変そうだ…」
「あはは ざっくりでおけおけ そのうちいやでも覚えるし」
「何となく寮ごとにキャラが固まってる感じがするな」
「キャラ…?」
「例えば…ほらあいつ」


トレイに言われ視線の先を追うと1人の体格のいい生徒がいる
一瞬体格の良さに目がいくがそれ以上に目を引くのは彼の頭の上にある犬のような耳だ


「(あんなまっちょで犬耳カチューシャって斬新すぎない?)」
「あのゴツさは見るからにサバナクロー寮って感じだな」
「それな〜!運動とか格闘が得意なタイプが多い寮なんだよね肉体派っていうか、イカついお兄系?黄色と黒の腕章付けてるのはサバナクロー寮」
「(運動うんぬんの前にあの耳が気になりすぎる…)」


の心の声は誰にも気づかれることなく各寮の生徒について説明が進められていく

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