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【twst】鏡の向こう

第3章 EPISODE1 深紅の暴君




またドアを叩く音で目が覚めた
ベッドから起き上がり玄関に向かうとエースとデュースが話していた


「おはようデュース」
「おはよう エースが世話になったみたいだな」
「はぁ…寮長まだ怒ってた?」
「そうでも無い 少しイライラしている様子で起床時間を守れなかったやつが3人ほどお前と同じ目に遭ってたくらいだ」
「全然そうでもなくねぇじゃん!めっちゃ怒ってるじゃん!」


それから3人と1匹はハーツラビュル寮の寮長に謝りに行くべく鏡舎に向かっていた
グリムは昨日馬鹿にされた仕返しとばかりにエースに突っかかる
そんなやり取りをしている間に鏡舎に到着した
ハーツラビュルと書いてある鏡の前に経つと前も体験したように鏡に波紋が広がり目の前が光に包まれる


「ほわぁ!めっちゃ豪華だ!俺様達の寮とは全然違うんだゾ!」
「比較するととてつもなく切なくなるからやめてグリム…」


目の前に広がる素敵な敷地にテンションが上がったがグリムの一言で一気に現実に引き戻された
少し歩くと庭のような場所で薔薇の木の下に1人の生徒が見えた
元々は白い薔薇のようだがペンキで赤に塗り替えられているようでそこら中にペンキが散らかっていた


「この光景どこかでみたような…」
「ん?君たちなにか用?」


薔薇を塗っていた生徒はこちらに気づき声をかけてくる


「それなにやってるの?」
「これ?見ての通り薔薇を赤く塗ってるだけだけど?」
「えぇ!?何でそんなことを?」
「ん〜反応がフレッシュでカワイーね!ってよく見たら君たち昨日10億マドルのシャンデリア壊して退学騒ぎ起こした新入生じゃん」
「俺たち卒業までシャンデリアの事言われそうだな…」
「しかも君はその日の晩に寮長のタルトを盗んで罪の上塗りをした子だ!ねねね!一緒に写メ撮ろーよ!」


そう言うと突然スマホをポケットから取りだし写真を撮る
その場の流れで全員自己紹介をする事になった
この生徒はケイトというらしい とても言動が軽い人だ


「あ!君オンボロ寮の監督生になった子だよね?よくあんなとこに住めるね〜!暗そうだしマジカメ映え最悪ってカンジ ホント同情する〜」
「こいつ…さっきからちょいちょい失礼なんだゾ」
「って話し込んでる場合じゃなかった!」



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