第2章 Prolog2 登校Fresher
「えっ!本当に魔法石を探しにドワーフ鉱山へ行ったんですか!?」
「「へっ?」」
無事魔法石を手に入れ喜び勇んで鏡舎まで戻ってきてクロウリーに報告すると思いもよらぬ言葉をかけられ唖然とする4人
「いやぁ まさか本当に行くなんて…しかも魔法石を持って帰って来るなんて思ってもみませんでした 粛々と退学手続きを進めてしまっていました」
「ふな!?なんて野郎なんだゾ!俺様達がとんでもねーバケモノと戦ってる時に!」
「バケモノ?」
学園長室に移動しクロウリーに事の経緯を説明した
すると突然クロウリーが雄叫びをあげ泣き始める
「なんだコイツ!いい大人が突然泣き出したんだゾ!?」
「この私が学園長を務めて早ウン10年…ナイトレイブンカレッジ生同士が手と手を取り合って敵に立ち向かい打ち勝つ日が来るなんて!」
「んな!?僕はこいつと手なんて繋いでません!」
「俺だってやだよ 気持ちわりーな!…ってか学園長って歳いくつ!?」
「私は今猛烈に感動しています…今回の件で確信しました!くん貴方には間違いなく猛獣使い的才能がある!」
「えっどんな才能ですかそれ!」
「ナイトレイブンカレッジの生徒達はみな闇の鏡に選ばれた優秀な魔法士の卵です しかし、優秀が故にプライドが高く我も強く…他者と協力しようとしない個人主義かつ自己中心的な者が多い」
クロウリーのその言葉に今日一日のエースとデュースの言い合いややり取りを思い出し納得してしまう…が自分の学園の生徒に対して酷い言い草だ
「貴方は魔法が使えない ですが使えないからこそ、魔法を使えるもの同士をこうして協力させることが出来た」
「いや…そんなことは無いと…」
「きっと貴方のような平々凡々な普通の人間こそがこの学園には必要だったのです!」
「……」
「全然いい事言ってなくね!?」
上げて下げるとはこの事 エースのツッコミに内心うなずく
「くん」
「…はい」
「貴方は間違いなくこの学園の未来に必要な人材となるでしょう 私の教育者の勘がそう言っています」
「クロウリーさん大袈裟です」
「トラッポラくん、スペードくん 2人の退学を免除すると共に──くん 貴方にナイトレイブンカレッジの生徒として学園に通う資格を与えます!」
「は?」
「「えぇ!?」」