第2章 Prolog2 登校Fresher
逃げるグリムを食堂まで追い詰めるも今度はシャンデリアの上に登って手が届かない
「くそー!ちょろちょろしやがって…シャンデリアに登るとは卑怯だぞ!」
「飛行術はまだ習ってないし…なにか挟んだり、捕まえたりする…は!そうだ!」
「何かいいアイデアが…っておいおいちょいまち!なんでマジカルペンこっちに向けてんの!?」
「お前を投げればいいんだ!」
「な、なんでそうなったの…?嫌な予感しかしない…」
こちらの静止も聞かずにデュースはエースを浮かせシャンデリア目掛けマジカルペンを振る
勢いよく飛んで行ったエースはものすごい音を立ててシャンデリアとグリムと共に落ちてくる
「な、なんて事を…」
「し、しまった!捕まえた後の着地の事を考えてなかった…」
「いや、そういう事ではなくて!」
「おまっ…!ばっかじゃねーの!!!?グリム捕まえられたのはいいけどシャンデリア壊したことが学園長に知れたら…」
「知られたら…なんですって?」
「あ……学園長………」
何とも間が悪くクロウリーが目の前に現れエースは遠くを見ている
「あ〜な〜た〜た〜ち〜は〜っ一体何をしているんですか!!石像だけではあきたらずシャンデリアまでも破壊するなんて!もう許せません、全員即刻退学です!」
「「えーーーーー!!!」」
驚愕の言葉をあげるエースとデュース グリムはまだ先程の衝撃で目を回している
「そんな!どうかそれだけはお許しください!俺はこの学園でやらなきゃいけない事があるんです!」
「馬鹿な事をした自分を恨むんですね」
「許していただけるなら弁償でもなんでもします!」
「このシャンデリアはただのシャンデリアではありません 魔法を動力源とし永遠に尽きない蝋燭に炎が灯る魔法のシャンデリア 歴史的価値を鑑みても10億マドルはくだらない代物ですよ それでも弁償すると?」
「10億マドル…」
その金額がどのくらいの価値なのかは正確には分からないが一般人では到底弁償出来るはずのない金額なんだろうということはわかる
エースが魔法で直せないのかと聞いても魔法石とやらが壊れてしまい無理なようだ
肩を落とすエースとデュースを見兼ねてかクロウリーが喋り出す
「ひとつだけ…ひとつだけシャンデリアを治す方法があるかも知れません」
「「えっ!?」」
