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夢が叶う時【ワンピース】

第12章 11


ローは短期間でここまで出来て褒めてくれた。

私はナミとロビンとお茶をしていると、いつものようにゾロとサンジがケンカをしていた。

私は能力で掌から半透明の生物を作り出しゾロとサンジの元へ向かわせた。
ゾ「はぁ、何か眠くなってきた。やめだ、やめ。」

サ「はぁ、今日も癒しのプリンセス達のデザートを作ろう。」

2人は急にケンカをやめた。

ナ『がやったの?』

『うん。実験させてもらっちゃった。』

ロビン「すごい能力ね。癒しの力をで怒りが収まったのね。」

『そうみたい!これっきり、普段はみんなには使わないから。』



船は順調にドレスローザへと進み、ゾロに修行を着けてもらってから5日がたった。

私は、相変わらず、ハンデがあっても触れることすらできない事に少し焦ってしまっていた。
何度もゾロに挑むも全然勝てない。
ついにはバランスを崩して転んでしまった。
息も上がってなかなか起き上がれなかった。
先程までしていた能力の練習が響いているのだろう。

サンジが遠くから駆けつけてくれた。
ゾロも目隠しを外していたし、みんなも様子を伺っていた。

サ「さん、大丈夫かい?」

サンジは私を優しく起き上がらせてくれた。

サ「おい。まりも!お前、修行とは言えをこんな目に合わせて、いい加減にしろよ!!」

サンジはゾロの胸ぐらを掴んだ。

ゾ「こいつがそれを望んだんだろうが!女だからって戦場でも許してもらえんのか?」

ゾロはサンジを睨んだ。

『サンジ、ありがとう。私なら大丈夫だよ。ゾロ、次こそ勝つからね!』

精一杯笑ってゾロに宣戦布告をするも、立ち上がる瞬間によろけてしまい、またサンジが受け止めてくれた。

サ「どうしてこんなに無茶ばっかりするんだ。さんが怪我でもしたら、、、」

サンジに心配かけないようにと思っていたのに結局はこんなにも心配をかけてしまっている。

『サンジ、ごめんね。でも、もう目の前で大切な人が死んでしまうのを見ているだけなのは嫌なの。せっかく病気が治ったんだから、もう何も出来ずに泣いているだけの自分に戻りたくないの。サンジには心配かけるけど、私なら大丈夫だから!』

そう言って今度こそしっかりと立ってなんとか笑顔を見せた。
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