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夢が叶う時【ワンピース】

第11章 10


しばらくするとウソップが飯に誘ってくれた。

事を考えすぎて、島を探検する事さえも忘れていた。

島に入るならも誘おうかと思ったのに、はローと買い物に行くらしい。

また、モヤモヤとした気持ちになりそうなのを堪えてウソップと飯屋に向かった。

この島の飯は美味かった。
今まで感じた事のなかった感情を落ち着かせようといつも通り以上に酒を飲んだ。

ウソップに「が好きなのか?」と聞かれた。

俺は「女としても好きだ。」と答える。

ウソップは色々と話を聞いてくれた。
話を聞いてもらうと少しスッキリした。

ウソップはは鈍感だからもっと女として扱えって言ってた。
女として扱うって何すりゃいいんだろ。

それでもウソップが言っていた、は俺にだけ態度が違うというのは嬉しかった。

目が覚めると医務室にいた。
が机で本を読んでいた。

起き上がると心配そうに駆け寄ってくれる。
俺は嬉しくなる。

薬をもらいに行こうと部屋を出るを後ろから抱きしめる。
せっかく2人でいれるのに、どこにも行ってほしくなかった。
を正面に向かすと顔が赤いのがわかる。
は朝の事を気にしていた。
俺がの事を嫌いになるわけがない。

俺はもっと側にいて欲しいと伝える。
は、私も側にいたいと言ってくれたが、俺のとは意味が違うんだよな。 

結局、はずっと部屋にいてくれた。
久しぶりに2人きりで話せる時間は嬉しかった!
飯もウソップが持って来てくれて、医務室で眠る事になった。

を腕枕してやって頭を撫でる。
すると、静かな寝息が聞こえてきた。

俺は久しぶりに2人きりで眠ることに緊張しているのにずいぶん呑気だよな。

しばらくするとが「ルフィー」と言って抱きしめてきた。
俺は驚いてを見ると、眠りながら穏やかに笑っていた。
どんな夢見てんだろ。

は眠っている時、夢にうなされている事が多かった。
今日の夢はとっても幸せそうでよかったなと思う。
同時に夢に出てきた相手がエースじゃなくて俺で嬉しくなった。
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