• テキストサイズ

夢が叶う時【ワンピース】

第11章 10


ルフィサイド

の手術が成功して本当によかった。
安心した俺は2日分の飯を食って寝てしまった。

目が覚めると俺は急いでを探しにいく。
医務室だろうか。
医務室のドアを勢いよく開けるとがいた。

起き上がっているし、顔色もいい。
元気になったの姿に一安心した。
俺が寝てしまってからも何もなくて本当によかった。

すると、は「ローが起きるから静かに。」と言った。

医務室のソファで足を出して寝ているトラ男を見つける。
が女部屋で使っているはずの布団をかぶっている。

俺は何でローがいるのかと、に聞いた。

看病なら俺がしたのに。
俺が寝てたなら起こせばいいのに。
何、男と平気で二人きりで寝てるんだよ。

無防備すぎるに少し腹が立った。

するとトラ男が起きてきた。

トラ男はの看病のため、医者としてここで寝たと言い、は悪くないと、を庇った。

何だか自分がカッコ悪く思えて、医務室を出てサニー号の船首に座る。

これじゃあ、嫉妬心丸出しじゃねぇか、、、

の目が覚めるのを待っている間、ずっと考えてた。

俺はが好きだ。

が他の男と話してると腹が立つ。
気付いたらいつもを探してる。
と触れ合っていると、体が熱くなる。
キスなんてした事ないのに、してみたくなる。

他の女に対して全く感じない感情をには持っていた。


俺は、が泣きながらエースの話をしてくれた時の事を思い出す。
エースの事を思い、毎日寝ながら名前を呼んでいたを思い出す。
はエースの事が好きなんだろう。
自分の恋心に気付いたら、がエースをどう思っていたのかわかった気がする。
エースが死んでからもまだ好きなんだろうな。

俺は気付いたばかりの恋に蓋をする。
を困らせたくなかった。

の事になると考え込んでしまう。
いつもの俺はどこ行ったんだよ!









/ 242ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp