第10章 9
サイド
プレゼントを渡したくてルフィを探した。
今日の朝、ルフィは怒っているみたいだったのが気になっていたが、どうやらルフィとウソップは2人で町に行っているらしい。
それなら仕方ないと思い、私はキッチンでサンジの手伝いをする。
サ「いつも悪いな。助かるよ。」
『カニ料理楽しみ!いっぱい食べよーっと』
サンジは笑っていた。
しばらくすると甲板が騒がしくなった。
私たちも甲板へ出ると、ルフィが甲板に大の字に倒れていた。
ナミがルフィの肩を揺すっている。
『ルフィ!!どうしたの?』
私も急いで側にかけよる。
ウ「ナミ、心配ない。多分飲みすぎただけだ。酒場で飲みまくってそのまま寝ちまったんだ。しばらく待っても起きないから俺が運んできたんだ。チョッパー念のため見てやってくれ。」
ウソップも肩で息をしている。
フ「ったくしょうがないやろうだな。」
フランキーはルフィを抱いて医務室まで運んだ。
私も着いていく。
ロビン「ルフィがこんなになるまでが飲むなんて珍しいわね。」
ウ「色々あんだよ。こいつにも。」
私は寝かされたルフィの側にいた。
ロビンが言うようにルフィが飲みすぎるは珍しい。
ルフィは寝言で私の名前を読んでいた。
どんな夢を見ているんだろう。
チ「みんな、ルフィは本当に酔っ払って寝てるだけだから大丈夫だぞ。」
ナ「人騒がせなんだから。」
ウ「、側にいてやってくれよ。」
『わかった!側にいるよ。』
サンジにルフィの側にいると伝えると「そうしてやってくれ。」っと言ってくれた。
私は、今日買ってきた本を読みながらルフィが起きるのを待った。
ル「か?俺、酒屋にいたのに。」
ルフィは起き上がって周りを見回していた。
同時に手をこめかみに当てて頭を痛そうにしていた。
『ルフィ、大丈夫?飲みすぎて酒場で寝ちゃったんだって。それでウソップが船まで運んでくれたんだよ。」
ル「そうか。悪いことしちゃったな。」
私はお水を持ってルフィに渡した。
ルフィはお水を一気に飲んだ。
ル「起きるの待っててくれたのか?」
『うん。ルフィが飲みすぎちゃうなんて珍しいし。体調はどう?』
ル「頭いてぇけどもう大丈夫だ。」
『チョッパーにお薬もらってくるね。』