第10章 9
ロビン「心配したのよ。あなたの優しい所は素敵だけどあなたにもしものことがあったら意味ないのよ。」
ロビンは私の髪を撫でてくれた。
『ロビンありがとう!』
ナ「が死んじゃうんじゃないかって凄く心配したんだから。一緒に戦ってたのに気付かなくてごめんね。」
『ナミは全く悪くないよ。子供達の事ありがとう!』
ナ「みんな、に感謝してたわよ。さぁ!!もよくなったしせっかくだからこの島の観光でもしましょう!この島を抜けたらドレスローサよ。今しかゆっくり出来ないわ!」
ブ「ヨホホホーなんでもカニが美味しいらしいですね!」
フ「ホテルに泊まってもいいって言ってたぞ!」
ウ「温泉もいいよなぁー」
ナ「はい。これ。今回のお小遣いよ。」
ゾ「やけに気前いいじゃないか。」
ナ「たまにはね!」
そうして、みんなは村へ観光に出かけた。
私は、安静にするように言われているので舟番をかって出た。
ルフィはあれから、一瞬で2日分のご飯を食べて眠っている。
なかなかの無理をさせてしまったな。
サンジは私のためにご飯を作ってくれていた。
後はシーザーの見張りもしてくれている。
キッチンへ向かうと、
サ「起きて大丈夫かい?医務室まで持って行ったのに。」
『ありがとう。大丈夫だよ。いつまでも寝てられないしね!
私もせっかくのサンジのご飯を2日も食べれてないんだー。
残念すぎるよー』
と思ったままの事を口にしてしまう。
サンジはクスクス笑っている。
サ「そんなに残念がられるとは光栄だな!」
コンロの前に立つサンジの横に立ってお鍋を覗く。
サンジは薬草の入ったお粥を作ってくれていた。
『わぁーすっごく美味しそう!!』
私はサンジの顔を覗く。
すると、サンジは私から目を逸らし私の手を握った。
「本当によかった。さんにまたこうやって俺が作ったご飯を食べてもらえて。」
『心配かけてごめんね。私もまたサンジのご飯食べれて幸せだよ。
』
「さんがシーザーの研究室にボロボロになって来た時、さんは大丈夫って言ってたけど、俺はこれ以上戦って欲しくなかったんだ。悪魔の実の事を聞いて、さんがもっと無茶な事するんじゃないかって心配なんだ。もうあまり無茶はしないでくれよ。』