第2章 1
とても長い時間、眠っていた気がする。
目が覚めるとルフィさんはいなかった。
首の痛みは大分引いていた。
そのかわり頭痛が酷いし、熱もありそうだった。
起き上がると、レイリーさんが焚き火で料理をしていた。
私が起きた事に気がつと、首の痛みは?と心配そうに聞いてくれた。そして傷口を見るとかなり深かった傷が治りかけており、レイリーさんは驚いていた。かわりに熱が高いこのともすぐに気づいてくれて、看病してくれた。
少ししてルフィさんがボロボロになって戻ってきた。
修行しているとのは本当だったようだ。
ル「ももえ!起きたのか?ずっと起きないからしんぱいしたぞ!」
といって頭をわしゃわしゃと撫でる。
レ「傷はよくなっているが、疲労もあってか熱が高い。あんまりうるさくしてやるな!」
ルフィは横になっている私のおでこ自分のおでこを当てた。
ル「ホントだあちー!」
まだぼんやりとした意識の中で、ルフィさんの距離感の近さに驚く!
そういえば、ルフィさんに抱きしめられて眠っていたことに今さらながら恥ずかしくなる。
すると、レイリーさんがスープを持って来てくれた。
起き上がるのが辛いだろうと、レイリーさんが私を足に乗せ、もたれていいぞと言ってくれた。
この2人は距離感が近いんだな、と理解して素直に甘える事にした。
暖かいスープにほんの少し元気が出た。
私は、レイリーさんにひまわりでの話の続きを聞いた。
正直な所、これ以上の話を聞くのは辛かった。
でも聞かないと、、、
レイリーの話では、あの後ガープおじいちゃんが駆けつけてとすっごく怒ったたらしく、天竜人と世界政府の関係者も無理矢理帰らされたようだ。
そしてひまわりの子供達には手を出させないと宣言してくれた。
海軍の方で新しい院長を探してくれているみたいだ。
バーソロミュークマは私をどこに飛ばしたのかガープおじいちゃんにも世界政府にも決して話すつもりはないらしい。
そして、私は天竜人に発砲したことで罪人となり手配書が出されているそうだ。
懸賞金2000万ベリー
手配書の下にはALIVE ONLYとなっているらしい。
私と結婚すると言い出した天竜人は撃たれてもなお、私に執着しているようだった。