第9章 8
私は眠っている子供達の手を握る。
ナ「孤児院の院長だったのよね。子供達のこんな状況見てられないわよね。私も子供達をほっとけない。何が何でも子供達を助けましょう!」
私は力強く頷いた。
しかし、目覚めた子供達は覚醒剤の禁断症状からキャンディを欲しいとまた、凶暴になってしまう。
ウソップの爆睡星も効かなくなってきている。
そこへ、シーザーがやってきた。
私たちはガスガスの実の能力に手も足も出ずにやられてしまった。
気がつくと茶ひげの背中に乗っていた。
ナ「大丈夫?私達シーザーに派手にやられちゃったのよ。多分、私もサンジくんの体じゃなかったら死んでたかも。子供達、連れていかれちゃったから今、研究所に向かってるところよ。後、後ろの毒ガスに触ると多分死ぬわよ。」
私は何とか起き上がる。後ろを見ると島全域に煙の様なものが広がっていた。
全身が重い、少し動いただけで痛みが全身に走る。
それでも子供達だけは何とか助けてあげたい。
『私も戦うわ!』
途中、毒ガスから逃げているゾロ達と出会う。
あしまろが人の形になっていた。
ゾロとあしまろが研究所の扉を切ってくれて私たちは中に入ることができた。
そこにはルフィもいてローやスモーカー中将もいた。
ルフィの顔を見ただけで安心出来た。
ルフィが駆け寄ってくる。
「お前ら、、、」ボロボロの私達を見てルフィが言う。
『子供達、連れていかれちゃったの。でも必ず連れ戻してちゃんと助けるから。何とかするから。』
私は、痛みに耐えてしっかりとした足取りで立った。
ルフィは私の両肩に手を置いた。
ル「存分に暴れてこい。」
『うん!ありがとう』
ナミの姿のサンジが何か言おうとしていたが、私はナミの姿のサンジをしっかり見つめて大丈夫だと言った。
この研究所に一つだけ、ガスに侵されいない出入り口に出られる通路があるらしい。
私たちは子供達を救出しつつ、そのR66番通路を目指す事にした。
海兵さんも子供達を救出しつつR66番通路を目指し港のタンカーを占拠するらしい。
ルフィはシーザーを誘拐しに行った。
茶ひげもシーザーに騙されている部下を救出するらしい。
トラファルガーさんは2時間後にはこの研究所がどうなっているかわからないと言った。
何をするつもりだろう。