第9章 8
するとブルックからでんでん虫でサニー号に乗っていたみんなが攫われてしまったと聞かされた。
私たちは急いでブルックが見つけてくれた建物へと向かう。
少し進むと、炎に包まれていたはずの景色は氷に覆われている景色になった。
この島は湖を中心に炎のエリアと氷のエリアに分かれていた。
湖を渡ることになりウソップが出してくれたバナナの形のボートに乗る。
先程、ルフィが仲良くなっていたケンタウロスの様な生き物はどうやら敵だったらしくその仲間が対岸からバズーカを撃ってくる。
ボートは転覆してしまうがなんとかウソップが助けてくれた。
ブルックも合流して敵はあっという間に倒された。
ルフィがケンタウロスなような生き物からコートを奪って着せてくれた。
私たちは茶ひげというケンタウロス軍団のボスに無理やり乗せてもらい仲間達を探しに行く。
しばらくして、建物が見えてきた。
その前で海軍が戦っているのが見えた。
海軍が戦っている相手は、王下七武海、トラファルガーローだった。
海軍はスモーカー中将率いるG5だった。
ロビン曰くG5といえば海軍の中でもガラが悪い事で有名らしい。
トラファルガーさんはルフィに研究所の裏へ周るように言った。
そういえばルフィは頂上決戦の後、トラファルガーさんに手術をしてもらって助かったと話してくれた事があった。
ならばトラファルガーさんは味方なのだろうか。
研究所の裏へ周るとみんながいて、何故か子供達も一緒にいた。
子供達の中には私たちより何倍も大きい子もいる。
子供達はナミが施設から逃げている時に助けを求められたらしい。
原因はわからないが、今は笑っている子供達を見て何とか助けてあげたいと思った。
ルフィが見つけたあしまろの顔もあった。
みんなはトラファルガーさんの能力で心を入れ替えられていた。
茶ひげ曰く、ここは前までドクターベガバンクの実験施設だったらしいが、4年前実験が失敗してこの島には有害な毒ガスが充満し、政府側の人間は撤退したらしい。実験台として連れてこられていた囚人達は辛うじて原型をとどめた施設に避難し毒ガスから避難していたらしい。
そこへマスターと呼ばれる人が来て毒に苦しむ囚人達を助けてくれた。その後トラファルガーさんが来て囚人達に動物の足を与えたらしい。
茶ひげはマスターのことを心優しい救いの神だと言った。