第8章 7
サンジサイド
ルフィが連れてきたさん。
とても綺麗な人だ。
ナミさんやロビンちゃんと違い露出の少ない服装は逆に想像力を働かしてしまう。
さんとはあまり話せないまま新魚人海賊団との戦闘になってしまった。
俺はデカブツのワダツミと戦いながら戦場のレディ達の様子を確認する。
この船のレディを守るのは俺の役目だ。
それにしてもナミさんもロビンちゃんも随分頼もしくなったな。
俺の助けは必要なさそうだ。
さんは住民たちを誘導してるのか。
さんはか弱いレディだから俺が守ってやらねぇと。
自らふくらみ続けるワダツミを挑発しながらさんの様子を確認すると、魚人に攻撃されそうな所だった。
刀を構えているが、構え方からなんか違うんじゃなぇか。
助けに行こうとした瞬間、ウソップの攻撃が敵に当たる。
ちっ、先越されちまうとは、、、、
それでも住民の誘導をやめないさん。
優しい所も素敵だな。
その後、俺たちが勝った。
ルフィが起きるまで、さんと話した。
ルフィの事を心底心配している様子だったから少しでも落ち着かせてあげたくて、色々と喋りすぎちったかな。
宴となった。
俺は、竜宮城のコックにレシピを聞いたりしていた。
さんは、いつの間にかルフィに膝枕されている。
ルフィに限ってとは思っていたが、やはり2人は特別な関係なのだろうか。さんをみる時ルフィは優しい目になる。
出航してからさんはキッチンに来てくれた。
料理を見たいと言っていたが気を遣ってそう言っただけで初めから手伝ってくれるつもりだったんだろう。
過去に大人数のごはんを準備をしてたと話したさんは少し寂しそうだった。
にしても、さんは凄く気がつく。
大々的に手伝ってもらったわけではないのに気がつけばだいぶ早く調理を終わっていた。
みんなが食べ始めてもさんは配膳やらでなかなか食べてくれない。
温かいうちに食べてほしくてさんの分を取り分けて食べてもらう。
凄く美味しいそうに食べてくれてコックやっててよかったなぁなんて思った。