第8章 7
ル「みんな、2年間もおれのわがままに付き合ってくれてありがとう。出向だー!いくぞ魚人島ー」
船は海面を沈んで行く。
海の中からみる景色は凄く綺麗だった。
そこで、バーソロミュークマの話を聞いた。
彼は革命軍らしい。やっぱり彼は私を助けてくれたのだ。
ナミさんが海の塩分濃度の話をしている。
私は興味があったけど、ルフィに腕を引かれゾロさん達との話に加った。
航海中、色々な事があった。
それでも船は魚人島に着いた。
深海の中なのに魚人島だけは光が差していた。
私たちは、突然国王様に竜宮城に案内された。
ここへ来るまでに助けたサメが人魚姫のペットだったらしい。
竜宮城に着くと宴まで待ちきれないルフィがまた私を連れ出した。
こっちから美味しそうな匂いがするらしい。
厳重に締められた部屋に入ると凄く大きくて可愛らしい人魚姫がいた。
人魚姫は私たちがペットのメガロを助けてくれた恩人だと言っている。
ルフィは人魚姫のご飯をおいしそうに食べながら人魚姫がどうしてこんな所にいるのかと聞いた。
好きでもない男にストーカーされているらしい。
その男が能力者でどこからでも人魚姫に向けて武器なんかを飛ばしてくるらしい。それで外には出られないと。
なんて可哀想なんだろう。
すると、魚人島の兵士達がやってきて私たちに身に覚えの無い罪がかかっている事を知った。
ルフィはみんなの事は大丈夫だと言っていた。
私は少し心配したが、ルフィがみんなの強さを信用しているからなのだろうなと思い何も言わなかった。
ルフィはわたしの肩に手を置き、
ル「お前は俺の側を離れるなよ。まだおまえは戦えねぇんだ。俺が守るから」
と言ってくれた。
私も早くルフィに信用されるくらい強くなりたいと思った。
人魚姫はしらほしさんという名前らしい。
ルフィの提案でしらほしさんと散歩に行くことになった。
しらほしさんは10年もこの硬殻塔から出ていないらしい。
しらほしさんのストーカー、バンダーデッケンからの攻撃はルフィが吹き飛ばす作戦だ。
そして、しらほしさんはメガロの中に隠れることになった。
ルフィと私はメガロの上に乗せてもらい硬殻塔から海の森へと向かった。
海の森はしらほしさんが行ってみたい場所だ。
途中、デッケンからの攻撃は全てルフィが防いでくれた。