第2章 1
レ「そうなのか。それならバーソロミュークマはその事知って彼女をここへ飛ばしたのか。ガープが彼女を孫と言っていたのは知られているからな。この島が安易に推測されたのは不本意だがバーソロミュークマは何かを抱えていそうだしな。何か考えがあるのだろうか。」
レイリーは考え込んだ。
レ「何か事件に巻き込まれてしまったのは間違いないだろうな」
レイリーは頬を撫でた。
少ししての目が覚めた。
すると泣きながら、リリーという子が死んでしまう!ひまわりのみんなを守らないと!どうして私が生きてるの!あの、天竜人を許さない!とパニック状態の。
レイリーによってここは無人島でおそらくはバーソロミュークマの悪魔の実の能力によって飛ばされてきた事を聞くと、土下座をしてどうか、シャボンディ諸島に連れて行って下さい!と泣きながら訴えた。
レイリーはに頭を上げさせその大きな手で涙を拭いながら、何があったか話してほしいと言った。
は話してる時間がないんです。ホントにリリーが死んでしまうと、いきなりこんなお願いをしてホントにごめんなさいと、
とにかくシャボンディ諸島に行かなくちゃと懇願した。
レイリーが背中を摩りながら、この島に船がない事を伝えるとはその場に泣き崩れた。
少ししては二人に助けてもらったお礼を言うと海岸の方を目指して走りだした。
はいかだを作ってでも島を出ようとしていた。
普段、はこんなに愚かな行動はしない。海の恐ろしさも自分の弱さも理解していた。
しかし、今はじっとしているなんて出来なかった。
レイリーはすぐさま追いかけようとした。
ル「ほっとこう。レイリー」
ルフィがレイリーを止める。
ル「相当、わけありなんだろ!誰かを守りたいって必死だ。何を言っても無駄だろ、好きにさせよう」
レイリーは、目の前の少年を見つめて頷いた。
レイリーは追うのをやめ、見聞色の覇気を島全体に使いながら一夜を過ごした。
隣でルフィが寝ていない事もわかっていた。