第5章 4
ド「貴様、邪魔なんだよ!せっかくクリスに協力を持ちかけたのにクリスの野郎しくじりやがって。お前がいたんじゃいつガープが飛んで来るかわからんからな!まぁいい、ここにあるでんでん虫はもう破壊した。ガープは来ない。」
ドロウの狂気に満ちた声が響く。
先「なっいつのまに!」
ド「クリスからは逃げられたらしいが、私からは逃げられると思うなよ!金なんか興味はない!お前はここで殺してやるからな。」
ドロウの攻撃は火炎放射器のようなものだった。
ついさっきまでわたしがいた場所は丸コゲになっていた。エースが私を抱えて逃げてくれてなければ死んでただろう。
エ「あまり敵を挑発するなよ!」
『だって、、、!』
エ「でもまぁ、スッキリしたよ!こいつは俺に任せて子供達を非難させてろ!」
『そんな!エースだけ危険な目に合うのはいやよ!』
エースは私を下ろして両肩に手を置いた。
エ「俺はあんな奴には負けなねぇ。だからお前はお前のすべき事を
するんだ!子供達の安全を確保しろ!お前が戦ってちゃ子供達も心配で逃げれねぇだろ。」
先生が子供達を誘導してくれているが、中には泣いている子供達もいて思うように進んでいない。
『わかった。だから、絶対に死なないでね。』
エ「当たり前だ!」
そうして、私は子供達の元へ。エースはドロウの元へと向かった。
ド「エース、お前も邪魔なんだよ!何故邪魔をする?今、ここから立ち去れば今回は逃してやってもいいんだぞ。」
エ「を泣かす奴は誰だろうと許さない!」
エースの目は怒りに満ちていた。
私たちはリリーも手伝ってくれたおかげで子供達を無事に森の奥まで避難させた。
ひまわりの方では度々炎が上がる。
その炎がひまわりだけではなく村の方に上がって行くのに気がつく!
私はリリーと先生に子供達を任せて村へ向かう。
村の中であのような炎が上がればまた村中火事になってしまう。
体力はとうに限界を迎えていたし先程から呼吸も苦しい。
何とかして炎の上がる場所まで走った。