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夢が叶う時【ワンピース】

第26章 25


私はローの腕から逃れた。
ローは少し驚いた顔をしてから、とフッと笑った。

ロ「お前が俺たちを弄んでるわけじゃないかとぐらいわかってる。気持ちがはっきりしねぇのはどうしようもないだろう
。心配しなくてもは俺のこと好きになるはずだ。くだらねぇこと考えてねぇで素直に甘えてろ,。」

ローは私の頭をクシャクシャにした。
自信満々のローの発言に心が軽くなるようだった。

ロ「今日は一人で寝れるのか?寝れねぇなら側にいてやる。」

『ハート海賊団の所にいなくていいの?』

ロ「俺がフラフラしてるのはあいつらも慣れてる。」

すると、能力を使い誰もいない屋内に移動した。
みんなが雑魚寝をしてるところから少し離れていそうだ。

ローは再び私を抱きしめるた。

ロ「明日も能力を使うつもりなら今日は休め。」

自分でも流されているのはわかっていたが、私はローの腕の中で頷いた。

ローに腕枕をしてもらい、少し話した。
シャチさんとペンギンさんはもう既に麻酔銃を完成させてくれたらしい。
さっそく、明日練習してみることになった。
そんな話をしていると眠たくなってきた。

うとうとしている私にローはキスを落とした。

ロ「、好きだ。」
ローは頭を少し撫でてくれて、私は意識を手放した。

いつもより少し早い時間に目が覚めた気がした。
外はまだ薄暗い。
目が覚めた理由は隣にローがいなかったからだろう。
ローが羽織っていたシャツが無造作に足元に転がっていた。

私は不安になって建物の外まで飛びだした。
外はとても静かで何も起こっている様子はなかった。
見聞色の覇気を使っても特に変わった様子はなかった。

トイレとかかなと思い建物の中に入った。
私は寂しくて、ローの置いていったシャツを抱きしめた。
早く帰ってほしいと思いながら。
朝起きて隣にローがいないだけで、こんなに寂しくなるなんて。

するとブーンと音がして目の前にローが現れた。
ロ「起きていたのか?悪いな。患者の様子を見に行っていた。問題はなかったが。」
ローは隣に座った。

『そうだったんだね。何だか目が覚めちゃって。』
私は寂しかった事を気づかれないように明るく答えた。
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