第25章 24
俺がこう言うと、はまた涙を流した。
俺はその涙を拭う。
「ありがとう!ルフィ。」
俺はまた少し恥ずかしくなって、の髪をくしゃくしゃにした。
そしてやっと笑ったを抱きしめた。
今、すげーとキスしたい。
俺は自分の心音が早くなるのがわかった。
『、キスしたい。ダメか?』
いきなりキスするなとウソップに言われていたので、今度はちゃんと聞いてみた。
「えっっっ、急にどうしたの?」
は少し驚いてるみたいだ。
は抱きしめている俺の腕から逃げようとしていた。
逃すかよ、、、俺は抱きしめていた腕に力を込めた。
『急なじゃねぇ。といる時はいつだってしたいと思ってるよ。』
「でも、恥ずかしいよ、私達は恋人ってわけでもないのに、、」
の顔がみるみる赤くなる。
可愛い反応するよな、、、
『お前が腹括ったらもう俺たちは恋人同士じゃねぇか。俺はいつでも準備は出来たんだ。』
俺はを一生幸せにする覚悟は出来てる。
俺がここまで言ってもは困った表情をしたままだった。
困らせたかったわけじゃないんだ。
俺は口にするキスは諦め、の髪をかき上げて額にキスをした。
『にししっ。これくらいで我慢してやる。』
俺は笑いながら言った。
すると、が少し動いたかと思えば、ほっぺたにチュッと何かが触れた。
目の前には真っ赤になったがいた。
が俺のほっぺたにキスをしたのだとわかるのに少し時間がかかった。
俺はほっぺたを触った。
『おっおまっっ!!!』
思わず声が出てしまった。
何故かも驚いている表情をしていた。
『お前、それ、絶対に俺以外の奴ににするんじゃねぇぞ!』
俺は嬉しくて堪らなかった。
今すぐにでもを押し倒して、キスしてやりたかった。
今、キスすればキスだけじゃすまねぇ、、、
俺は冷静になるべくを甲板に下ろして、から離れた。
何とか落ちつきを取り返した頃、急に波が高くなってきた。
もうすぐ船はゾウに到着するらしい。
ゾウではどんな冒険が待っているか楽しみだ!