第24章 23
エースはまさか、火拳のエースか。
麦わら屋の義兄だろ、、、、2年前に頂上戦争で死んだ。
とも寝言で名前を呼ぶほど関係だったのか。
もしかして二人は特別な関係だったのか。
初めてにキスをした時は初めてではないと言った。
その相手は火拳なのか。
俺は焦った。
今でもは火拳のことが、、、
くそっ、死んだ奴に勝てるかよ、、、
俺はスヤスヤと眠るをもう一度強くて抱きしめた。
もう俺は引き返せないほどにを愛していた。
が他の男を忘れられないならそれでもいい。
そんなごと愛してやる。
だから、もう悲しまないでくれ、、、
「ロー、、」
しばらくを抱きしめているとは俺の名前を呼んだ。
その顔はとても幸せそうだった。
俺はお前を残して死んだりしねぇ。
だから俺から離れるなよ、、、
の事を考えすぎてなかなか眠れなかった。
それでも目が覚めた時にが起きていて、しかも和かな表情だった事に安心した。
も俺を抱きしめるような体勢だった。
『人の寝顔まじまじ見るなよ。』
俺はこう言いながらの頭を撫でた。
の表情は穏やかで夜うなされていた事が嘘みたいだった。
俺は精神科の専門ではないが、夜うなされたり泣いたりしているのはの心のキズがまだ癒えていないからだろう。
俺も、よくうなされていたな。
しかし最近はよく寝れているように思う。
コラさんの本懐を果たせた事、それとが側にいてくれる事が大きいように思う。
俺もが安心して眠れるようにしてやりたい。
そのためなら何だってしてやるのに。
は俺の寝顔が可愛と言った。
俺はの寝顔を揶揄うと、は怒っていた。
その顔もかわいいな。
いつもならそろそろキッチンに向かう準備をしている時間帯だったがはまだ俺にくっついていた。
時間は大丈夫かと聞いた。