第24章 23
にありがとうと言われ、俺ならこいつを泣かす事なく強くさせてみせると俺は思った。
も俺も酒を飲んでいた事もありいつもより早くベットに入った。
当たり前のように俺の腕に頭を乗せて、体に腕を回してくる。
甘えてくるが愛おしかった。
俺はの柔らかな髪を撫でた。
少しするとコンコンとドアをノックする音が聞こえた。
クルー「さん。起きてますか?そろそろゾウに着くってきいて、、、。少し話を聞いてほしくて。」
バルトクラブのクルーの誰かだろう。
宴でにベタベタしてた奴かも知れない。
ゾウに着く前に告白でもするって魂胆か、、、
は素直にベットから起きあがろうとした。
わざわざ好きな奴を告白されに行かすわけないだろう。
おれはに覆い被さった。
『行かなくてもいいだろ?』
俺は声を落として言った。
「でも話したい事があるって、、、」
は何もわかってないようだ。
『おおかた好きだとか言って告白されんだろ。』
俺がこう言うとは頬を赤らめた。
のその反応に腹が立った。
せっかく落ち着かせた嫉妬心が俺の心を支配した。
『他の男の事考えて赤くなってんじゃねぇ。』
俺はの顔の横に両肘をつくと、噛み付くようキスをした。
チュ、、、チュッッっと響くリップ音が響く。
は真っ赤になりながらも、キスを受け入れていた。
『俺だけを見ろよ。』
ゾロ屋に言われた事、麦わら屋に抱きしめられていた事、告白されそうになってた事。全部気に食わない。
そんな独占欲をにぶつけた。
「ローッ、、、」
俺の名前を呼ぶために開いた口に舌を捩じ込んだ。
は俺の背中に腕を回した。
の舌を絡めとり、口内の隅々を夢中で味わった。
唇が離れた時にはは呼吸が乱れていた。
の口の端からは唾液が垂れていた。
やらしいな、、、