第23章 22
太陽が出てくるとは時折眩しそうにしていた。
俺の帽子をに被せた。
そうするとは眩しそうにしなくなった。
長い間、身動きが取れない状況だったが、全く苦にならなかった。
しばらくしてが目を覚ました。
体を起こしたから俺の帽子が落ちると、俺は帽子を拾って自分に被せた。
「ホントにありがとう!」
ふんわりと笑うの顔色は少し良くなっていてよかった。
なんだか照れ臭くなりの髪を乱暴にクシャクシャとした。
気がつけば昼の時間を過ぎてしまっていたので、俺たちは昼飯を食べにキッチンへ向かった。
が俺好みの昼飯を作ってくれて2人で食べていると、キッチンのドアが勢いよく開き麦わら屋が入ってきた。
麦わら屋「起きたか!」
麦わら屋はを見るなり後ろから抱きつくようにしている。
麦わら屋「あっ、コレが作った飯だろ!!トラ男だけずりぃーぞ。」
「ルフィも食べる?」
麦わら屋「じゃあ、そのおにぎりくれ!!あーーん!」
は口を開ける麦わら屋におにぎりを運んだ。
麦わら屋おかわりをねだっていた。
麦わら屋のこんな態度は他のクルーにもとっている。
だけじゃない。
それでも麦わら屋が#NAME1をが好きだと知った後では、なんだか気に食わなかった。
『麦わら屋、こいつから飯をとるな。ただでさえトレーニングの量に対して飯を食わなさ過ぎるんだ。』
俺はヤキモチを悟られないように麦わら屋に言うと、麦わら屋は素直に口を閉じた。
その後も麦わら屋はずっとキッチンにいて3人で話をした。
そして片付けが終わると、麦わら屋はの手を引いて釣りをしに行った。
夜になると、俺はの部屋をノックした。
ついさっきが部屋に入ったのは確認済みだ。
俺は医務室で寝るとバルトロメオに言っている。