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夢が叶う時【ワンピース】

第23章 22


それでも、戦いにおいてはまたまだだと言える。
は攻撃する事に抵抗があるのだろう。
いずれその抵抗も無くなるかと思っていたが、ドレスローザを出てからその抵抗がより強くなっているように思えた。
相手を攻撃に入る前に必ず一瞬の隙が出来ている。
敵がその一瞬の隙を見逃すわけがない。

は優しいからな、、、
人を傷つけるなんて出来ねぇか、、、
それでも一生懸命頑張っているに、俺は何も言えなかった。

夜になり進路の確認を済ませてを探した。
しかし、はもう個室に入ってしまったようだ。
ちゃんと眠れているだろうか。
女が一人で眠っている部屋に押しかける訳にもいかず、俺は適当な所で眠りについた。

次の日も、俺は忙しくしていた。
体調が悪い奴がいたり、海が荒れていてその対応に追われていた。
つくづくもっとマシな船があっただろうと思う。

は昨日と変わらず過ごしていたが、欠伸をしているのを何度も見かけて眠れているのか心配になった。
眠れない時は俺を頼れと言ったのにな。
頼りにしてくれない事が少し寂しかった。

夜になりが心配で部屋をノックしてみた。
女の部屋に行くことは少し抵抗がらあったが、は一人で抱え込むだろうから、俺が気づいてやらねぇと。
そう思ったのだが、の部屋から反応はなかった。
流石に今日は眠れているのかも知れないと思い、部屋を後にした。

次の日、の目の下にクマが出来ている事に気づく。
昨日も眠れてなかったのか。
はいつも通りに料理をしたり手伝いをしてくれていた。
手伝いを終えるとゾロ屋の元に行こうとしている。
寝不足でトレーニングなんか、怪我したらどうするんだ。
俺は能力でを側に呼んだ。
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